インドネシア・バリ島に行って感じたこと・・・【前編】
『人生の自由研究』へようこそ。
さて・・・先日は、人生初めてのインドネシア『バリ島』に行ってまいりました。
バリ島のクタという街に2泊3日の短い旅でしたが・・・(笑)
ビザの関係で一旦、オーストラリア国外に出なければいけなかったので、一番近いバリ島に行くことにしました。
今まで仕事、プライベート含めて、かなりの国を見て周ってきました。
(よく覚えていませんが、10ヶ国以上は行っている筈です・・・)
とかくアジア諸国に関しては、製造業に関わる人間には馴染みが深いと思います。
仕事の関係で12年前ほど前に初めてインドに行った時は、カルチャーショックを受けました。
ニューデリー市内には車とバイクが溢れかえり、その間を “通行人” や “物売り” が歩き回る・・・。
市街に出れば、廃墟の様な建物に人が住み、牛が道を歩き回る・・・。
自分はこれを見て
『ああ・・・発展途上国とはこんな生活をしている人たちが沢山いるんだ・・・』
と感じました。
その5年後ぐらいにベトナムに行った時も、似たような光景を目にしました。
メインストリートは穴ぼこだらけで、相変わらずボロボロの露店が軒を連ねる町中・・・。
『ああ・・・ここでも貧富の差がこんなにあるんだな・・・』
そう思いました。
更にその数年後(今から6年前)にプライベートで家族で台湾に行った時・・・。
しかしそこには、既にだいぶ近代化した街がありました。
相変わらず車の間を埋めるように走るバイクの群れはありましたが、整備された道路と綺麗な街は、もはや後進国のそれではありませんでした。
そうそう、自分が今まで見てきた、インド・ベトナム・台湾・インドネシアは、今や『発展途上国』『後進国』などと呼ばずに『新興国』と呼ばれていますね。
発展著しいこれらの国は、ちょうど過去の高度成長時代の日本の写し絵の様でした。
急成長を遂げるインドネシア・・・それは物価にも反映されつつありました。
それは、自分たちが思っていたよりもだいぶ物価が高かっことです。
確かに高いとは言っても、日本よりはだいぶ安いです・・・。
おおむね日本の半分ぐらいの値段でした。
例えば日本の100円の袋菓子がインドネシアでは50円と言った感じです。
そもそもがバリ島自体が観光地なので、物価は高く設定されています。
人気の日本食料理店に行けば家族3人で3~4千円は普通に取られます。
👇この料理で2品でだいたい 213,000ルピア(1,700円ぐらい)です・・・。
日本と大差ないですね。(笑)
1万円あれば楽に一週間位過ごせるなんて思っていましたが、到底無理な状態でした。
ちなみに為替レートは1ルピア=0.08円でした。
当然、1ルピア単位でなど換金できませんので、1万円=12,5000ルピアと言うことになります。
上の写真を見ていただければ分かると思いますが、とにかく桁がやたら多くて値段が把握しづらいです。
常にスマホの電卓で計算していました。(笑)
そんな街の中を歩くと、アジア特有の光景が目に入ります。
とにかく、どこも車とバイクが多く往来しています。
👇空港から出るや否やいきなり大渋滞です・・・。
👇こんな感じで、路肩にはたくさんのバイクが駐車しています。
車とバイクが所狭しと走り回り、道路を横断するのも躊躇するほどでした。
しかし意外なことに、道路を横断しようとしている時に停まってくれる車に何度か遭遇しました。
意外とマナーは良いのかな・・・そんな風にも感じられました。
そして自分は、この街中の光景を見ながら、ふと感じたのです・・・。
それは、日本に失われつつある『活気』と『気配り』が感じられたのです。
もちろん「そんなの日本にもあるよ」と思われる方もおられるでしょう。
しかしながら、日本のそれは “限定された場所” での “マニュアル化” された物の様に感じられるのは気のせいでしょうか・・・。
バリで感じた “それ” は、ここに住む人たちから発散されている様に感じられました。
日本が過去に置いてきてしまった、どこか懐かしい “それ” をバリの街中で感じることになるとは思いもよりませんでした。
今後、更なる急成長を続けた先に、もしかしたら失われることになるかも知れない物・・・。
『便利で住みやすい国』に発展を遂げた日本・・・。
しかし、その代償として何か ”大切な物” を無くしてしまったのでないか・・・。
願わくば、日本の様に ”大切な物” を無くしてほしくないな・・・そんな風に感じました。
【後編】に続く・・・。
では、また (=゚ω゚)ノ
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