『最近、趣味に対して感じること・・・。』
『人生の自由研究』へようこそ。
さて、去年から度々自分の『趣味』に対して考える場面がありました。
以前はバイクや車をいじったり、運転するのが趣味でしたが、オーストラリアに移住するにあたって全て手放しました。
今現在の自分の趣味はと言いますと『ラジコン』が主であります。
👇さすがに日本から持ってこれなかったので、現地のラジコンショップで1台購入しました。
TRAXXAS(トラクサス)と言うアメリカのメーカーのラジコンです。
『ラジコン』と言えば、コントローラーで車や飛行機、ヘリコプターや船などを操縦して楽しむ趣味であります。
勿論、これらの組み立てキット等を作って楽しむ部分も含まれます。
しかしながら以前にもこの場で書いてきたように、日本でのラジコンに対する環境に対して疑問を抱いたりする時がありました。
初心や新規ユーザーを受け入れる環境の問題・・・。
先鋭化するあまりにユーザー層が限られていく問題・・・。
ラジコンを楽しむ場所の問題・・・。
ユーザー層の高齢化に伴う、カテゴリーそのものの維持の問題・・・。
それらの問題がより一層深刻化する要因として、ここ最近の日本のラジコンショップ&サーキットが立て続けに閉店してしまっていることが挙げられます。
「そんなの考えすぎでしょ?」
と言う方もおられるでしょう。
ですが、考えても見てください。
自分たちが小学生時代・・・そう、まさに『ラジコンブーム』真っ只中の時代。
ラジコンを走らせる場所に困りましたか?
近所の公園や空き地で気軽に走らせることが出来たと思います。
「時代が違う・・・」
と言われればそうかも知れません。
ですが、『趣味』と言うのは “道具” と “場所” が揃って初めて楽しめるのです。
(中には裁縫・盆栽・書道のように、ミニマムな場所ですむ趣味もありますが・・・。)
そう・・・“道具” があるけど “場所” が無いというのは “致命的” な現象に他ならない・・・そんな風に思えてならないのです。
そしてもう一つ・・・
『趣味』というものは、興味に無い人たちには “無用な長物” と言うことです。
自分がバイクに乗っていて感じていたことでもありますが、バイクを乗らない人たちから見たら
「なんであんな危ないもの乗るんだろう?」
「スピードばっか出して危ない」
「音がうるさい」
「車があれば十分だ」
と感じています。
対して車は今の時代は『生活必需品』です。
「車が無いと仕事に行けない」
「車が無いと仕事が出来ない」
「安全な乗り物」
「快適な乗り物」
「便利な乗り物」
・・・バイクに対して余りにも印象が違います。
そう・・・それが
『趣味の道具』= 一部に人間以外には不要な物
であるか
『生活必需品』= 大多数の人間には必要な物
であるかの大きな違いなのです。
そして
『趣味の道具』= 一部に人間以外には不要な物
は、“絶対数” が減って行けば “自然” に無くなって行く物なのです。
では、
『無くならないためにはどうすればよいか?』
と言うことです。
・・・“自然” に無くなっていく・・・。
この “自然” に無くなっていく部分に解決策があります。
一番の問題は
『自然=放っておく』
と言うことです。
“絶対数” が確実に減っていくのを、何もせずに見ているのではダメだと言うことです。
では、その “絶対数” を増やすにはどうしたら良いのか・・・?
それは、まさに今いる人間が “絶対数” を増やす努力をしないといけません。
一緒にラジコンを楽しむ環境に連れて行くでも良し。
ラジコンを楽しむ環境を一緒にを作るでも良し。
方法はいくらでもあるように感じます。
自分は、日本に居る時にそれを危惧してイベントを数回開催しました。
お金は掛かりましたが、微力ながら貢献できたのではないかと思っています。
今はイベントが出来ない状態ですが、これからも何かしらの仕掛けを考えていこうとは思っています。
自分なりの『楽しい』を共有できる仕掛け・・・。
正直、まだ具体的に何をするかは考えていませんが、オーストラリアにもラジコンを出来る環境がありそうなので、いろいろと体験してみようとは考えています。
こちらで吸収でいることは吸収して、先ずはラジコンを楽しむ幅を広げていこうと考えています。
日本に帰った時に、その吸収したものをフィードバックできれば面白いな・・・そんな風に考えています。
また、その時はこの場かもしくは違った場所でお伝えできればなと思っています。
👇以前書いたブログです。だいぶ古い記事もありますが気が向いたら覗いて見てください。
では、また (=゚ω゚)ノ
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