『物作り日本』の神話は崩れつつあるのか・・・?』

『人生の自由研究』へようこそ。



今回も自分の『見て聞いて感じた事』をそのまま書いてみたいと思います。



さて・・・ここ最近TV番組や報道記事などで

『お金が無くなるかも・・・』

とか

『仕事が無くなるかも・・・』

とか騒がれていますよね。


先だってのTV番組でも
『AIの進化』『仮想通貨の急速な流通』によって、今後人間の仕事が無くなっていくのではないか・・・と言う感じで放送していましたね。

👇動画リンク張ってあります。気が向いたら見て下さい。

個人的な意見としては

『この数年はゆっくりと進んでいくだろうな・・・』

とそんな風に思っています。

しかし、ある時期から急速にその傾向が進んでいくだろうとも感じています。


以前にも書いたように

『“機械でも”(←ここが重要)出来る仕事』

『“人間にしか” (←ここが重要)出来ない仕事』

とに明確に分かれていくと思います。


“マニュアル”“プログラム” によってルーチン化された仕事は、機械が最も得意とする仕事でもあります。



・・・さあ、ここでよく考えてみて下さい。

“マニュアル化”“プログラム化” された仕事・・・。

今の『製造業』のほとんどが、これに当たると思いませんか?

日本を高度成長させた業種は、まさにこの『製造業』に他なりません。

しかも面白いことに、日本の『製造業』に適合するようにと『学校教育』“マニュアル化”“プログラム化” されていると感じるのは考えすぎでしょうか?



過去に書いた記事にも

『機械はミスをしない。人間はミスをする』

と書きましたが、その “ミス” を最小限にするような教育をずっとしてきたわけです。

事実、日本では “正しい答え以外” は、徹底的に正されますからね(笑)



しかし近年、それらが限界に来ているのを “露呈” するような出来事が多発していますよね?


大手製造メーカーの数々の『リコール隠し』『データ改ざん』、更には『安全にかかわる事故』だったり・・・数え上げれば切りがありません。


“安全で高品質” が売りだった日本製品は、いったい何処に行ってしまったのか・・・。


近年は海外メーカーが日本の品質に肉薄しつつ、更に価格的な競争力も無くなりつつあります。


周りを見渡せば、海外製品がだいぶ多く見受けられるようになりましたよね。

一昔前に比べると外国車も普通に見かけるようになりました。

昔の外国車と違い、今はほとんど故障もなく、安心して乗れます。



かたや日本メーカーはどうでしょうか。

日本メーカーでありながら、その実の中身は海外部品の寄せ集めの『Assembled in Japan』であったり・・・。

よく見ると『Made in ○○』とアジアの聞き慣れた国の名前が書いてあったり・・・。

少ない人工で価格を抑えつつ、大量に商品を製造して品質管理が疎かになったり・・・。

より早く製品を世に出すために、開発期間を削り十分なテストをせずに未完成品を世に送り出してしまったり・・・。


海外メーカーが台頭してくる中で、どこか日本メーカーの焦りを感じられる・・・そんな気がしませんか?


では、何故こんな事が起きているのか・・・。



自分なりに考えてみました。


一つは日本の製造メーカーが『品質絶対主義』から『利益&効率追求主義』に変わってしまったからだと考えられます。


先にも書いたように海外メーカーが台頭する中で、より多くの製品をより早く製造して利益を上げなければいけない・・・そういう考え方が『品質管理』を疎かにさせてしまったのだと思います。


更に自分の経験上、言わせてもらうと・・・。

20年ほど前までは、『品質管理部門』はメーカー内でもかなりの “権限”“実行力” を持っていたように思います。

品質と安全のためなら『設計部門』『開発部門』『製造部門』の全てにおいて、物言いする権限が与えられていたように感じます。


しかし、今は『利益&効率追求主義』に変わってしまいました。

もはや『品質や安全』に目を光らせる部門も、会社の意向には逆らえない訳です。


製造メーカーは本来ならば、以下の三つの項目は守らなければいけないはずです。

① 生産品質に問題があれば、生産ラインを止めて問題を追及しなければいけません。

② 設計に問題があれば、世に出た商品を改修しなければいけません。

③ 開発段階であれば、商品化見送りも考えなければなりません。


しかしこれらは “億単位” の損益になる可能性があります。

その『損益』『品質』を天秤にかけてしまったというわけです。


そして残念ながら、その『損害』を恐れて『品質』目をつぶる行為に走ってしまった・・・。その結果が『検査データ改ざん』『リコール隠し』として発覚したと言うことです。


更に言わせて頂くと、『品質管理部門』自体の “質” の低下も懸念されます。

品質管理を人間がやっている以上、そこには『判断』『感情』が付きものです。

それらが誤った方向に向くと “ミス” と言う形で現れます。


さあ・・・ここでも “ミス” という言葉が出てきてしまいましたね。

しかし “ミス” を無くすには “機械化” するしかない・・・。

品質管理すらも、機械化しなくてはならないのでしょうか?


日本の製造業で人間に出来る仕事はもはや無いのか・・・。

そろそろ、日本の製造メーカーとしての岐路に立たされている・・・そう思えてなりません。


そしていずれ、それが他業種にまで波及するのは時間の問題なのだと感じます。


われわれ『人間に出来る仕事』は・・・、そして『人間にしか出来ない仕事』は何なのか・・・。


日本の『物作り』の現状を見て、そんなことを考えたりします。


その答えは👇 だいぶ前に書いたブログの中にありそうですね。

よかった覗いて見て下さい。

『物を創り出す力』とは何かを考える・・・。
一年前の『ブログ』を振り返る・・・。

『機械化』『自動化』によってなくなる仕事・・・人間にしかできない仕事(その1)

『機械化』『自動化』によってなくなる仕事・・・人間にしかできない仕事(その2)

【 物作り大国『日本』の行く末は・・・。



では、また (=゚ω゚)ノ

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